子どもは認証保育園に通っています

子ども

またまたご無沙汰しております、ととろです。

 

みなさんもご存じの通り、待機児童問題で保育園になかなか入れないこのご時世。
御多分に漏れず、私の住んでいる区も待機児童が多く、
両親がフルタイム共働きですら認可保育園には入れない人もいる状況です。

そんな中ありがたいことに、
私の娘(小ととろ)はこの4月から認証保育園に通わせてもらっています。

今日はそんな我が家が保育園に入れた経緯などをお話したいと思います。

 

2016年3月
私の精神状況が悪化してしまい、育児もままならない状態になってしまったため、
授乳間隔の時間をぬって、なんとか久々にメンクリに行きました。
そしてメンクリの先生に診断書を書いてもらって区役所に行き、認可保育園に申し込みました。
※認可保育園に入るには選考があって、点数が高い順に入園が決まります。
私は専業主婦なのでそのままでは0点。
病気等で保育に欠ける理由がある場合は点数が加算されるので、診断書を書いてもらいました。

当時小ととろは0歳4か月。
通える範囲に0歳児クラスがある保育園が少ない上に「8か月以上」などの制限があり、
結局2園ほどしか申し込めませんでした。

もちろん結果は落選。空きが出るまで待つことになりました。

 

2016年5月
服薬を再開したものの、授乳中なので強い薬も飲めず、症状は悪化していきます。
そして緊急一時保育に申し込もうと思い、区役所に電話をしました。
しかし事前に調べていた保育園は空きがなく、空きがあるのは通いにくい範囲ばっかりでした。

それでも預かってもらえば良かったのかもしれませんが、
旦那はフルタイム勤務なので、送り迎えはどうしても私がしなければなりません。
精神状態も良くなったり悪くなったりを繰り返していたので、
「そんな遠いところまで1日に2往復も無理…」と思ったり、
「どこでも良いから預かってもらわないともう無理…」と思ったり、
毎日悩んでばかりで先に進みませんでした。

 

2016年9月
申請していた認可保育園の申込書の有効期限が切れました。
再度申請するには、また診断書を取得しなければならず、お金がかかります。
申請したところで入れる見込みもゼロ。緊急一時保育ですら使えない。
こんな状況だったので、申請は諦めました。

そして通える範囲にある認証保育園に藁をもすがる思いで電話をしました。
しかしどこも入園待ちが何十人もいる状態で、結局入園することはできませんでした。
ただ、1番近くの認証保育園が電話口での対応がとても良かったことを覚えています。

 

2016年11月
相変わらずどこの保育園も空きが出ないまま、小ととろが1歳を迎えました。
この頃の私の精神状態は悪いことが多く、もう保活どころではありませんでした。
電話をするのですらやっとな状況だったので、1番近くの認証保育園だけ電話をし、
2017年4月からの1歳児クラスに入園希望を出しました。

まだ見学すらしていなかったので、
「見学をしてもらって、その時に色々お伺いします」とのことでした。
ありがたいことに、徒歩1分かからないぐらいの近さだったので、
最悪な精神状態でも見学に行くことができました。

マンションの一角なので狭かったけど、子ども達はみんな元気で、
保育士さんの感じがすごく良かったのを覚えています。

色々と説明を受け、小さな職員室で入園希望の書類を書きました。
「認可が落ちたら、って感じですよね?」と聞かれましたが、
私はもう保活をする元気もなく、この保育園が一番近かったので、
ここの保育園が第一希望で、他の保育園には申し込まないことを伝えました。
※認可保育園の方が保育料が安いので、ほとんどの人が認可保育園が第一希望で、
認証保育園はいわゆる滑り止め的な感じで申し込む人がほとんど

入園希望の理由についても聞かれたので、(当たり前ですよね(笑))
素直にうつ病で自宅での保育がままならない状況なことを伝えました。
すると園長先生は、
「それは大変でしたね。ぜひお預かりしてあげたいです。
同じようにご病気でお仕事されてない方もいらっしゃいますので、安心してくださいね」
と言ってくれ、その場で泣きそうになったことを覚えています。
※認可保育園は区役所が管轄していて点数順で入園が決まるけど、
認証保育園は保育園との直接契約なので、点数等は一切関係なく、入園については園長先生の判断に任されている

 

2016年12月
入園希望を出した認証保育園から電話が来ました。入園承諾のお知らせでした。
ちょうど夕方で真っ暗なまま電気もつけず、布団で横になっていたときでした。
「実際に入園するかどうかは、また後日決めていただいても大丈夫ですが、どうしますか?」
と聞かれましたが、この保育園以外は申し込んでいないので、その場で入園をお願いしました。

そして保育園も入ることだし、ということで断乳という形で授乳を終えたので、
授乳中は飲めなかった薬が飲めるようになり、本格的に投薬での治療を開始しました。

 

こんな感じで我が家の保活は幕を閉じました。
とても優しい園長先生で、命拾いしたと思っています。
※あのまま保育園も決まらず、自宅での保育を続けていたら、本当に小ととろを殺して自殺していたかもしれません

 

残念ながら引っ越してしまったため、保育園からは遠くなってしまいましたが、
なんとか通える範囲なので、この4月からお世話になっています。
小ととろも保育園が楽しいみたいで、毎日元気に通っています。

2歳児クラスまでしかないので、また保活をしなければなりませんが、
卒園まで今の保育園にお世話になろうと思っています。

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